超音波探傷では厚さのある対象物内部を検査可能

超音波探傷では、人間の耳では聞くことができない高い音を利用して、対象物の状態を把握する方法です。

その手法は潜水艦・船舶探知や魚群探知機、医療用のエコー検査などにも応用されている方法となります。超音波を活用する方法の優れた点は、信頼性のある検査結果を得ることができる点で、様々なジャンルの検査に応用しやすいメリットが存在します。

超音波探傷の原理は、物質ごとに音の伝わる速度が異なる点、物質と物質の境界で反射する特徴を持っていて、その音波の伝わり方で検査を行うことができるとするものです。検査の対象物に厚さが存在する場合、その超音波を対象物に当てることで内部に異変があれば伝わり方が異変となって表現されるため、それによって異常を探し出すことができます。

特に建物などの外壁の異常を探し出す上では、超音波探傷の技術が有効で目視や打診では捉えにくい異常さを見つけ出すことが可能です。建物の厚さがある壁の中身の状態などを逐一把握する上でも優れており、見つけにくい場所の異常を的確に捉えるメリットが存在します。

従って建設業界などでも信用を確保した検査を行いたい場合には超音波検査が推奨される程です。非破壊検査の頂点を行くのが超音波探傷でより綿密な検査にも貢献しています。

ちなみに超音波探傷で活用される超音波の種類については縦波と横波の二つの波を活用することが多いです。伝わり方も物質によって全然違ってくることになるため、どういった素材の検査を行うのかと一つ一つの素材の伝わる速度をあらかじめ理解しておく必要があります。

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