超音波探傷検査はどんな技術?

みなさんは「超音波探傷検査」というものをご存知ですか。

なお、その読み方は「ちょうおんぱたんしょうけんさ」です。そう言われてもその検査内容が具体的にどんなものかピンとくる方は少数かもしれません。わかるとしたらメーカーや研究の現場で実際に使ったことがある人に限られることでしょう。「超音波探傷検査」とは、非破壊検査手法の1つです。

その検査の仕組みは、超音波探傷器を用いることで高電圧の電気パルスを超音波探触子の振動子に送信し超音波のパルス信号として機械的な振動を金属材料をはじめとした検査対象である部材の表面や内部に伝搬させ、というものです。これにより音響的に不連続な部分からの反射信号や強度、伝播時間の違いを検出することができます。

そしてその情報から検査対象の内部の傷やその長さ、形などの状態を非破壊で評価しその状況の詳細を知るとができます。そのため、さまざまな製造業や製品の研究や開発の現場で活躍している検査手法です。

ゆえに知らぬ間に本検査を通して製造あるいは開発されたものの恩恵は私たちも日常生活においてすでに享受しているかもしれない存在と言えます。そんな「超音波探傷検査」の方法には主に3種類あります。

具体的には、超音波のパルスを探触子から発信する「パルス反射法」、材料の片面に置いた送信探触子逆側の地面に置いた受信探触子で受け取る「透過法」、材料の片面に置いた探触子に可変周波数発信機を接続して連続的に波長を変えた超音波を発信しその送信並波と反射を干渉させる「共振法」がその代表です。

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